GP静岡に向けて その3「GPダラス速報。白単・青白コンの活躍に注目の赤白バーン」
2013年12月9日 TCG全般GPダラス 参加者834名
TOP16デッキリスト(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpdfw13/welcome#1a)
1位 黒白コントロール
2位 青白コントロール
3位 赤単t緑信心
4位 白単t黒ヒューマン
5位 黒単信心
6位 青白コントロール
7位 青白コントロール
8位 赤白バーン
9位 黒単信心
10位 白単t黒ヒューマン
11位 青単t白信心
12位 青単信心
13位 不明
14位 白単t黒ヒューマン
15位 青単信心
16位 青単信心
静岡前最後のGPで大波乱。なんとここまでトップメタを独走していた青単信心がTOP8に残れませんでした。さらに優勝は黒白コン、黒単信心が基本形で《アスフォデルの灰色商人》→《ヴィズコーパの血男爵》、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》→《強迫》《今わの際》などに変更されています。一応前回のGPでTOP16に残っていましたが、まさか今回優勝とは…
TOP16には青単信心が(t白含め)4人いるので、まだまだトップメタは健在?ですが、今回の「勝ち組」という枠には「青白コントロール」と「白単t黒ヒューマン」が当てはまるでしょう。逆に負け組みは赤単系、2日目にもほとんど残れていません。
2日目のデッキ分布
26 青単信心
24 黒単信心
14 エスパーコントロール
12 青白コントロール
6 緑単t赤信心
5 セレズニアアグロ
4 黒単t緑信心
4 赤単t白アグロ
4 白単t赤ヒューマン
4 白単t黒ヒューマン
以下省略
白単はトップメタの青単・黒単の3分の1の使用者でしたがTOP16に3人、青白コンにいたってはそれよりも使用者の多かったエスパーコンを全て退けてTOP8に3人を輩出しました。
白単ヒューマンは前回のGPでTOP8に1人いましたがタッチカラーが赤から黒へと変わりました。メインの変更点は《ボロスの魔除け》→《オルゾフの魔除け》、《群れの統率者アジャニ》→《ザスリッドの屍術師》だけですが、サイドボードが劇的に強くとれます。
t赤の場合2マナの優秀な除去がないので《平和な心》や《電謀》などを採らざるを得ませんし、苦手な対コントロールは《ボロスの魔除け》を増やすことと、エスパーには効くけど青白には効かない《燃え立つ大地》をいれるかどうかくらいでしたが、t黒では《破滅の刃》に加えこういったアグロ同系に強い《利得+損失》、コントロールには《ボロスの魔除け》と同じくらいラスに強い《ザスリッドの屍術師》の追加はもちろん、《罪の収集者》や《思考囲い》といった強力なハンデスが採れます。
青白コンに関しては前に話した通り《今わの際》が強いのですが、準優勝のレシピはかなり独特でメインに《今わの際》が入ってないどころか、メインのフィニッシャーが《太陽の勇者、エルズペス》1枚しか入っていません。《不死の霊薬》が物語っていますが、基本的な勝ち手段は大量マナの《スフィンクスの啓示》で相手の心を折る。折れない場合は《不死の霊薬》を駆使して相手のライブラリーアウトを待つ。あとは黒単にはペスは早めに出せば《英雄の破滅》、カウンター打てるまで待つと《思考囲い》くらいますが、アグロには完全に捌いてから出せば一応勝ちには行けますね。
もう一つ異彩を放っているのが「赤白バーン」。2つ前のGPでTOP16にはいましたが、かなりリストが変わっていて、何よりも注目なのは《若き紅蓮術士》です。このリストととほぼ同じと思われるデッキとMOで対戦しましたが(こちらは青単)、とにかく《若き紅蓮術士》が強くて負けてしまいました。始めてあたったのでミスもしましたが、デッキはかなり強いと思います。
《若き紅蓮術士》は黒単などには本体に火力を打ってトークンで《冒涜の悪魔》を止め火力を引く時間を稼ぎ、青単やアグロなデッキにはクリーチャーに火力を打ってこちらだけトークンで殴ると言った動きができます。実際そのMOでも相手はバーンのはずなのにそのトークンがいるせいで生物になった《海の神、タッサ》の攻撃を通すのに2マナ必要でマナが足りず負けました。
さて、今回のGPで新たに「青白コン」「白単t黒ヒューマン」がグッと上位メタに食い込み、それに個人的に注目の「赤白バーン」が加わりズバリ今のメタゲームは…!
…分かりません!!!(笑
…一応予想はします。しかしまさかここまで変化があるとは思っていなかった方も多いのではないでしょうか?青単と黒単ばっかりやろーってわけにも行かなくなったのは事実。あくまで個人的な予想ですが参考までに。
Tier1
青単信心・黒単信心
Tier1.5
青白コントロール・白単t黒ヒューマン
Tier2
赤単tX信心・エスパーコン・赤白バーン
トップメタは変わらず、白単t黒ヒューマンが圏外から一気に上位4枠に。コントロールはエスパーより青白が多く、赤単は減少傾向。注目は赤白バーンといったところです。
GPのデッキを選ぶに際して、やはり「使い慣れたデッキ」であったり、「勝ったことのあるデッキ」を選びたいプレイヤーは少なくないと思います。そういった意味で青単・黒単はプロツアー以降ほぼ形を変えずにずっと残ったデッキで使っているプレイヤーも多いので、この2つがTier1から動くことはないでしょう。
しかし白単や青白コンの活躍で問題になるのはデッキ構築。例えば僕はPWCなどの大会では黒単信心、MOでは青単信心を使っていました。2週間前は黒単を使っていて《夜帷の死霊》を除去する手段が乏しいので《殺意の凝視》を試したり、1週間前は青単を使っていて同系と黒単が多いならとメインに2枚サイド2枚《家畜化》と採ってみたりと、かなりこの2つを意識した構築を目指してきましたが、そういうことばかりも言っていられなくなりそうです。
あくまで同系に強くするか、その他のデッキを睨みまるく、無難に構築をするか。
静岡まであと12日!あと一回記事を書くかは未定ですが、書かなかったときのために言っておきます。
静岡で幸運を!
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TOP16デッキリスト(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpdfw13/welcome#1a)
1位 黒白コントロール
2位 青白コントロール
3位 赤単t緑信心
4位 白単t黒ヒューマン
5位 黒単信心
6位 青白コントロール
7位 青白コントロール
8位 赤白バーン
9位 黒単信心
10位 白単t黒ヒューマン
11位 青単t白信心
12位 青単信心
13位 不明
14位 白単t黒ヒューマン
15位 青単信心
16位 青単信心
静岡前最後のGPで大波乱。なんとここまでトップメタを独走していた青単信心がTOP8に残れませんでした。さらに優勝は黒白コン、黒単信心が基本形で《アスフォデルの灰色商人》→《ヴィズコーパの血男爵》、《夜帷の死霊/Nightveil Specter》→《強迫》《今わの際》などに変更されています。一応前回のGPでTOP16に残っていましたが、まさか今回優勝とは…
TOP16には青単信心が(t白含め)4人いるので、まだまだトップメタは健在?ですが、今回の「勝ち組」という枠には「青白コントロール」と「白単t黒ヒューマン」が当てはまるでしょう。逆に負け組みは赤単系、2日目にもほとんど残れていません。
2日目のデッキ分布
26 青単信心
24 黒単信心
14 エスパーコントロール
12 青白コントロール
6 緑単t赤信心
5 セレズニアアグロ
4 黒単t緑信心
4 赤単t白アグロ
4 白単t赤ヒューマン
4 白単t黒ヒューマン
以下省略
白単はトップメタの青単・黒単の3分の1の使用者でしたがTOP16に3人、青白コンにいたってはそれよりも使用者の多かったエスパーコンを全て退けてTOP8に3人を輩出しました。
白単ヒューマンは前回のGPでTOP8に1人いましたがタッチカラーが赤から黒へと変わりました。メインの変更点は《ボロスの魔除け》→《オルゾフの魔除け》、《群れの統率者アジャニ》→《ザスリッドの屍術師》だけですが、サイドボードが劇的に強くとれます。
t赤の場合2マナの優秀な除去がないので《平和な心》や《電謀》などを採らざるを得ませんし、苦手な対コントロールは《ボロスの魔除け》を増やすことと、エスパーには効くけど青白には効かない《燃え立つ大地》をいれるかどうかくらいでしたが、t黒では《破滅の刃》に加えこういったアグロ同系に強い《利得+損失》、コントロールには《ボロスの魔除け》と同じくらいラスに強い《ザスリッドの屍術師》の追加はもちろん、《罪の収集者》や《思考囲い》といった強力なハンデスが採れます。
青白コンに関しては前に話した通り《今わの際》が強いのですが、準優勝のレシピはかなり独特でメインに《今わの際》が入ってないどころか、メインのフィニッシャーが《太陽の勇者、エルズペス》1枚しか入っていません。《不死の霊薬》が物語っていますが、基本的な勝ち手段は大量マナの《スフィンクスの啓示》で相手の心を折る。折れない場合は《不死の霊薬》を駆使して相手のライブラリーアウトを待つ。あとは黒単にはペスは早めに出せば《英雄の破滅》、カウンター打てるまで待つと《思考囲い》くらいますが、アグロには完全に捌いてから出せば一応勝ちには行けますね。
もう一つ異彩を放っているのが「赤白バーン」。2つ前のGPでTOP16にはいましたが、かなりリストが変わっていて、何よりも注目なのは《若き紅蓮術士》です。このリストととほぼ同じと思われるデッキとMOで対戦しましたが(こちらは青単)、とにかく《若き紅蓮術士》が強くて負けてしまいました。始めてあたったのでミスもしましたが、デッキはかなり強いと思います。
《若き紅蓮術士》は黒単などには本体に火力を打ってトークンで《冒涜の悪魔》を止め火力を引く時間を稼ぎ、青単やアグロなデッキにはクリーチャーに火力を打ってこちらだけトークンで殴ると言った動きができます。実際そのMOでも相手はバーンのはずなのにそのトークンがいるせいで生物になった《海の神、タッサ》の攻撃を通すのに2マナ必要でマナが足りず負けました。
さて、今回のGPで新たに「青白コン」「白単t黒ヒューマン」がグッと上位メタに食い込み、それに個人的に注目の「赤白バーン」が加わりズバリ今のメタゲームは…!
…分かりません!!!(笑
…一応予想はします。しかしまさかここまで変化があるとは思っていなかった方も多いのではないでしょうか?青単と黒単ばっかりやろーってわけにも行かなくなったのは事実。あくまで個人的な予想ですが参考までに。
Tier1
青単信心・黒単信心
Tier1.5
青白コントロール・白単t黒ヒューマン
Tier2
赤単tX信心・エスパーコン・赤白バーン
トップメタは変わらず、白単t黒ヒューマンが圏外から一気に上位4枠に。コントロールはエスパーより青白が多く、赤単は減少傾向。注目は赤白バーンといったところです。
GPのデッキを選ぶに際して、やはり「使い慣れたデッキ」であったり、「勝ったことのあるデッキ」を選びたいプレイヤーは少なくないと思います。そういった意味で青単・黒単はプロツアー以降ほぼ形を変えずにずっと残ったデッキで使っているプレイヤーも多いので、この2つがTier1から動くことはないでしょう。
しかし白単や青白コンの活躍で問題になるのはデッキ構築。例えば僕はPWCなどの大会では黒単信心、MOでは青単信心を使っていました。2週間前は黒単を使っていて《夜帷の死霊》を除去する手段が乏しいので《殺意の凝視》を試したり、1週間前は青単を使っていて同系と黒単が多いならとメインに2枚サイド2枚《家畜化》と採ってみたりと、かなりこの2つを意識した構築を目指してきましたが、そういうことばかりも言っていられなくなりそうです。
あくまで同系に強くするか、その他のデッキを睨みまるく、無難に構築をするか。
静岡まであと12日!あと一回記事を書くかは未定ですが、書かなかったときのために言っておきます。
静岡で幸運を!
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